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コインチェック XEM(ネム)流出に関する会見内容【2018年1月27日(土)】

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本記事は2018年1月26日(金)に発生したCoincheck(コインチェック)のXEM(ネム)不正流出に関する会見の内容をまとめたものです。

本記事は会見聞きながら書き出したものです。情報の正確性には努めておりますが、一部聞き取りにくかったところがあるため、言い回しなど多少差異があります。

また、管理人自身がメモとして取ったものなので、言い回しなどは発言内容と合致しないものも多々あります(会見全文といった記事ではありません)。

内容を読む際には、その点を理解していただいた上でご確認ください。

所感

とにかく、
「株主に確認する」「株主に…」「株主に…」
「現時点ではお答えできません」「現時点では…」「現時点では…」
と歯切れが悪く、どう対応していくつもりなのかがまったく見えない会見だった。というのが正直な印象です。

以下、会見内容に沿って記載していきます(とくに整理などはせず、質疑応答順。聞き取れなかった内容は未記載)。

会見内容

・金融庁、警察庁連絡済み。

・ネムの財団に送信されたネムの送信追跡、送金停止を依頼中。

・580億円分は顧客の資産。人数は調査中。

・取り返せない場合、補填については検討中。

・財務的な余力はあるか
→確認中。確認でき次第対応予定。

・ハッキングの可能性含め、どういう状況か確認中。

・ネム以外の通貨は今のところハッキングなどの確認は取れていない。

・オンラインで管理していて抜かれた。

・外部からの不正アクセスはあった。

・停止している通貨の取引の再開は未定。安全に運用できる目処が立った時点で再開予定。

・ネム以外の資産を持っている顧客の資産は全額返還されるか
→ネムの補償も含めて対応方法を検討中。

・ネム以外の割合は確認中。

・取引人数の規模も確認中。

・不正アクセス元も調査中(IPから割り出し中)。

・取引データのバックアップデータはすべてある。

・ビットコイン売買は今もできているが理由は?
→ネット取引所は稼働している。今後の対応は検討中。

・ビットコイン決済は現時点ではできる(ただし、今後は未定)。

・顧客のパスワード(暗号)が盗まれたので不正アクセスされた。

・送った先が把握できれば戻ってくるかもしれない。

・オフラインにする技術的な難しさがあると言っていたが。難しさとは?
→技術的な問題。それができる人材がいない。開発については着手していた。

・580億円というのは一部か全部か→ネムについては全部。

・金融庁の審査に通ってない理由はセキュリティの問題だったのではないか
→理由はそこではない。別の事象で。ここについては答えられない。

・不正アクセスされたアカウント数→現在正確な数を確認中。

・復旧の見通しは?
→原因追求中のため、未定。ビットコインの売買はできる。他は未定。

・3時に一気に流出したのか。
→具体的な数字は確認中。一回で送られたというわけではない。

・気づくまでに1時間半ほどあったはずだが?
→気づいたのはその時間だったという事実。

・異常とは?
→ネムの残高が減っていたということに気づいた、ということである。気づいた時点で大きく減っていた。

・アラートを鳴らすシステムはなかったのか
→ある。

・なぜ気づけなかったのか?例えば、100億円とか減った時点で、など。
→わかり次第詳しく説明。

・取り返すのか、保証するのか、いつの時点で?決まるのか?リップル、日本円などが保障に充てられる可能性があるのか?
→保障については検討の中に含めて検討中。

・日本円の部分は別の対応をしないのか?
→現状、そこについても検討中。

・時間が経っているのになぜネム所有者の人数(口座数)がわからないのか?
→現状把握していない。調査中。

・金融庁に登録できるのが前提で動いていた。

・警察に相談しているとのことだが、刑事告訴もあり得るのか
→どのような対応をしていくかは今後決定していく。

・ほかの取引所よりセキュリティが弱いから狙われたのではないか
→さすがにない。自分たちではセキュリティが高くしていた。

・マルチシグを行っていたのではないか
→行っていない。間に合っていなかった。

・上記ができていないということはセキュリティが甘かったといわれても仕方がないのではないか
→できる限りのことをしていた。

・マルチシグは実装予定だったか
→いつという具体的な見通しがついていたわけではない。

・顧客が納得すると思うか
→無言

・マルチシグは一部の通貨にかかっている。かかっているものとかかっていないものがある。

・通貨が失われた場合の対応の規定はあるのか
→利用規約上の対応はある。今回のような事態についてはとくにない。会社の方針について今後協議。

・なぜネムが狙われたのか
→なぜネムが狙われたかはわからない。

・580億円という金額を保証するとのことだが?取り返して以外の手段は持ち合わせているのか
→保障なども含めて現在検討中。

・本社の前に利用者が集まっているが、日本円だけでも出してもらえないのか。仮想通貨とともにロックされている理由はなにか
→どのような対応がいいかお客様にとって最適かを検討中。

・日本円を引き出せるのが一番だと思うが、なぜロックしているのか
→それを含めて検討したい。

・日本円を送金(出金)するリスクがあるからか?
→全体としてどういう対応をするのが一番かを検討中。

・登録者数は?
→公表するかを含めて協議中。現時点では言えない。株主を含めて伝えるかどうかを協議中。

・登録者数の公表できない理由は?
→自分たちの一存ではどういう情報を出すか決められない。

・CMは継続するのか→気づいた時点でいったん停止している。

・金融庁の登録申請をして2ヵ月程度が一般的だが、コインチェックは倍かかっているが、それなのにあれだけCMを打っているのは良識がないと思うが?なぜそんなにCMを打ってしまったのか
→登録については経営上最優先でやっていた。顧客に使ってもらいたいというところで。

・登録がダメと言われるリスクもあったのに、CMをなぜ慎重に検討しなかったのか
→申請の見込みがあった。

・事業そのものを継続できるのか
→基本的には継続する形を検討中。

・手元の資金は?→具体的な数字を確認中。

・仮に580億円を日本円で返す場合、手元の資金で対応できるのか
→株主を含めて確認中。

・代表取締役と大塚雄介は株をどれぐらい持っているか
→公表する話ではない。伝えられることは伝えていきたい。

・セキュリティ面でどれだけの規模間でやっていたか。何人ぐらい
→開発者40名ぐらい。外注はしていない。

・保証を含めてどう対応するか検討中。

・韓国の取引所が停止したが?自社はセキュリティが高いと判断し、危機感はなかったのか
→危機感はあった。

・セキュリティを強化しなければならないという意識にはならなかったのか
→セキュリティが高いとおごっていなかった。セキュリティを高めていかなければならないという認識だった。

・なぜやらなかったのか→やれる最善のところを行っていた。

・去年、システム障害を何度も起こっていたが?セキュリティを強化するべきだと思わなかったか
→セキュリティは最優先だった。経営上も。

・マルチシグの導入はネム財団も導入を推奨していたが、対応していなかったのは経営的に過失はなかったのか
→現時点では評価という点については差し控えさせていただきたい。

・ネム以外を含めてどれぐらいの資産を預かっているのか
→どういう情報を公開するのか

・日本最大の根拠は?
→ビットコインの取引高が客観的に最大級と判断して使っていた。

・代表、CEOが出てきているのに、なぜ株主との確認が必要なのか
→株主と相談した上で出そうと考えた

・他社と資本提携などをする検討をしているか
→今後どうするかは検討中。選択肢のひとつとしてあるかもしれないが、現時点では未定。

・顧客の資産をどう対応するかを最優先で議論している。

・外部に救済を求めるか?
→現状、それを含めて議論をしている。

・ネムは扱うべきだと経営判断をしたから。国内、国外含め、多くのところで扱っているので扱うと判断した。

・ネム以外の資産は守られるのか。毀損する可能性はあるのか
→どのように対応するかは検討中。現時点で毀損の確認はされていない。

・返ってこない可能性はあるのか
→顧客の資産は守ることを最優先に活動している。

・分別管理しているのであればネム以外の資産が守られるのでは?
→100%毀損がないとは現時点では言えない。

・なにがどうなっているのかプロジェクト化して対応中。

・去年システム障害は何回?
→すぐには手元にないため確認して報告。

・ハードフォークしないというのは財団から言われているのか。どのようなサポートをすると財団から言われているのか
→今後の対応方針や保証の内容にも関わってくるため、市場に影響が出るため、ここでは差し控える。

・優先順位として何を情報を出していくのか
→第一に顧客の資産の保護を第一に動いている。次に感染経路などの原因調査と報告。今後の対応方針はそのあと。

・来週とかすぐに出るのか
→わからないので決定次第報告。

・昨年6月になりすましの補償が出ているが
→今回の件とは別件。

・マルチシグは難しいとのことだが、それで顧客資産第一というのはどういうことか。コインチェックには能力がないと受け取れるが?
→万全を期すために全力を注いでセキュリティ保護を優先に考えていた。

・月々の出来高と営業収益は?
→基本的な情報は株主と協議の上、公開するかどうかを検討。

・なぜ公開できないのか?
→株主とどう伝えていくか検討中。現状伝えられない。

・出来高、営業収益を明かさないのはあり得ないと思うが?
→公表しないと決定したわけではなく現在検討中。

・データを出すのを会社的に嫌がっているのか。普通に経営者なら出せるはずだが?
→出すかどうかを株主と相談。

・株主に聞かないと経営判断ができないということでよいか
→そういうことではない。

・筆頭株主は?
→代表取締役 和田。代表取締役とCEO二人で過半数は持っている。

・端数まで出せとは言っていない。例えば何十万人に影響があるなど。それすら頭の中にないのか
→顧客の資産保護を優先に考えているため、公表は考えていない。

・コールセンターの人数は?
→現状50人。今後は増やす予定。

・どれぐらい増やす?
→200人規模300人規模。元々増やす予定だった。

・株は二人が過半数持っているのであれば公表できるはずだが?
→認識を合わせるべきだと考えている。

・コインチェックの手元の資産がどれぐらいあるのか、ネム保有者は気になると思うが?
→目の前の対応をしていたため、情報開示の体制は整っていない。なるべく早く公開していく。

・ウォレットの強度は仮想通貨ごとに違うのか
→通貨によってはコールドウォレット(ビットコイン、イーサリアム)やマルチシグ(ビットコイン)を使用。

・電子メールの監視みたいなものはやっていたのか?
→基本的なことはやっている。今のところ、変なメールの確認は取れていない。

・マルウェアを検知するようなものは導入していたか
→導入していた。今のところ検知していない。

・業界への悪影響はどう認識するか?
→業界に対する不信感を持たれると思っている。深く反省している。

・ネムは「ほぼすべて」か「すべて」か→ほぼすべて

・内部の犯行という可能性はないか
→現時点ではそういった認識はない。その点についても確認中。

・最悪のケースは何を想定するべきか
→最悪のケースとしては、顧客の資産が毀損し、顧客の資産を返せないということ。

・まったくなくなってしまうということか→基本的にはないと考えているが、そこを含めて確認中。

・なにか言いたいことがあれば
→このような状態を招いてしまい、深く反省している。

・代表取締役、CEO自身の対応は?
→それを含めて現在対処方法を検討中。

・ほぼすべてというのは?具体的に
→100%ではないが、基本的には100%に近い。そのため、ほぼすべてという表現。

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