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トルコリラ円でスワップポイントのみで生活できるか考察してみた

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前回、ヒロセ通商のデモ口座でトルコリラ円をロングし続けたらどれだけスワップポイントが溜まるかを検証したので、今度はスワップポイントだけで生活しようとしたらどれぐらいの資金や枚数が必要かを考えてみることにしました。

あくまでも考察ではありますが、できる限り実際の環境に落とし込んで考えてみたいと思います。

それでは、早速いってみましょう。

現在のレートの場合

2017年9月15日(金)の終値時点ではトルコリラ円のASK(買値)は32.200程度です。
今回は少し上のレートで買値を33.000として考えます。

また、スワップポイントはLION FXのように未決済のものは出金できないところではなく、未決済でも出金ができ、かつ現段階で10,000通貨あたり平均100円が得られるGMOクリック証券の『FXネオ』を利用した場合で考察を行います。

条件

証券口座 GMOクリック証券(FXネオ)
口座種別 個人
想定レート 33.000
スワップポイント(10,000通貨 / 1日) 100円

上記の条件を基本とし、30代の平均的な月収である30万円をスワップのみで稼ごうとした場合、単純計算、1日10,000円のスワップポイントが必要になります。

つまり、10,000通貨につき100円なので、100Lot必要です(1Lot:10,000通貨)。簡単な計算ですね。

では、100Lot運用するのにどれだけ証拠金があればいいのか、という話です。
ここからはGMOクリック証券のロスカットシミュレーションを使いながら見ていきましょう。

まず、オーソドックスに100万円で考えてみます。

ご覧の通り、レバレッジが33倍になっているので、資金力不足ですね。レバレッジは最大25倍なので、まずはそこに収めなければなりません。

次に200万円です。

今度はしっかり収まりました。
ただ、追証発生レートが32.291、ロスカット発動が31.632というのは少々心もとないですね。
トルコリラ円は1日80pipsぐらい動いているので。

では、300万円はどうでしょうか。

今度は追証発生レートが31.250、ロスカット発動が30.612とかなり余裕ができました。
追証発生まで175pipsの開きがあります。

現在のレートで考えると、ひとまず300万円あればなんとかなりそうです。
とりあえず、金利が下がらない、極端に下落しないという前提で考えるなら、300万円が用意できればなんとかなりそうです。

現在の最安値まで戻した場合

2017年9月15日(金)時点では、2017年1月12日(木)につけた29.053が最安値になっています。
そのため、33.000から29.000、400pips下落することを想定した資金で回すのが現時点では安心して回せると言えます。

それを踏まえて考えると…

520万円で100Lotというポジションの取り方をしたらひとまず安心して見ていられると言えます。

しかし、月に30万円得るために520万円というのはなかなか…
ただ、年利69%という考え方をすれば、相当利回りがいい投資と言えます。

ちなみに、証拠金を全部引き出してあとはスワップだけで回すということを考えた場合、17.3ヵ月、つまり18ヵ月掛かるのでそれまでに29.000を割ることがなければ基本的にはノーリスクで毎月30万円が得られる環境が作れます。

もちろん、520万円引き出した後、大暴落があって追証が発生してしまった場合はその限りではありませんが。

レートが上がった場合

2015年8月24日(月)に初めて1トルコリラ30円台をつけてから、何度か40円台に戻りましたが、最後に40円台を付けたのは調べた限りでは2016年2月8日(月)が最後。

そこからは39円台などはありつつも、どんどんと下落を続けています。

チャートの値動きや現在のトルコの情勢などを踏まえると、そう簡単には40.000以上になることは考えられませんが、もし40.000になった場合、どれぐらいの証拠金が必要かを見てみましょう。

まず、300万円です。

ギリギリになるかと思いきや、意外といけます。
追証発生レートが38.541、ロスカット発動が37.755となっているので、追証発生までに145.9pipsあります。

ただ、余裕は持たせたいので、資金に余裕があるのであれば、入れておきたいものです。

では、先ほどと同じく44.000で100Lot持って29.000に下落すると想定した場合、どれぐらいの資金が必要かを見てみましょう。

シミュレーションしてみた結果、12,200,000円あれば29.000に達してもギリギリ持ちこたえられます。

ただ、月に30万円を得たいという目的の人がそこまでの証拠金を用意するのは正直現実的ではありませんね…
ちなみに、まったくポジションを追加しないで放置した場合、証拠金の回収までに40.6ヵ月掛かります。
1,220万円入れて回収に3年と4か月って…

こういったことを考えると、安い内に買いポジションを構築してしまうのがいいと言えますね。
と、投資の超基本的なことを言ってどうするんだって話ですが。

トルコリラは危険?

トルコの情勢を考えると、トルコリラはまだまだこれからも下がる可能性は十分に考えられます。

事実として現段階は歴史上最も安いレートになっていますが、おそらく40円台の頃も同じようなことが言われていたのでしょう。

とくにFX会社はトルコリラがスワップポイントが高いからと推奨していますが、これは今よりもさらに下がって損をする人が多く出ることを期待しているとも言えます。

彼らの利益は我々トレーダーの損失から生まれますからね。

そして、トルコの情勢については悪い情報しか出てきません。
そういったところを見ると、実際まだまだ下落する可能性はあると思います。

そういったところを無視してとにかくトルコリラ円がスワップが高いからオススメ!とごり押しのFX会社の姿勢も決してよくはありませんが、逆に完全否定してやるべきではない!と言っているブログも多々見受けます。

どっちが正解かなんていうのはハッキリ言ってこれからの結果を見ないことには分かりません。

「ほら、やっておいた方がよかったでしょ?」か「言わんこっちゃない。やらないほうがよかったでしょ?」のどちらの主張が正論になるかなんて、今は誰にも分かりません。

なので、さまざまな情報を踏まえつつ、自分で判断するのはとても重要なことです。

そして、今回シミュレーションしてみたように、もしやるのであれば下がってしまうことを想定してポジションを持つようにすれば、地道に資金を増やしていけるということです。

証拠金に余裕を持たせながら、じっくりと資金を増やしていきたいですね。

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