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トルコリラ円のスワップポイントでどれぐらい利益が出るの?ヒロセ通商の『LION FX』で試してみた

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今はあまり聞かなくなりましたが、昔はFXを外貨預金の感覚で使っている人が多くいましたよね。

1日のスワップポイントが今より大きかったということもありますが、国内口座でもレバレッジが200倍とかできたこと、比較的相場が安定していたことなど、さまざまな要因があります。

ただ、そのほとんどの人がリーマンショックの大暴落で退場。レバレッジを大きくかけており、それまでに得たスワップポイント以上の損失を出した人が多かったようです。

ただでさえ投資は怖いものと言われていましたし、そもそも当時はまだFXは日本に入ってきて歴史が浅かったので、FXは怖いと離れていった人も多いです。

現在ではスワップポイント狙いのスワップ派はあまり耳にしなくなりましたが、現在はやることに意味がないのか、という疑問自体は前々から抱いていました。

ということで、スワップで稼ぐならこれ!というトルコリラ円で検証してみました。

スワップでどれぐらい稼げる?

では、実際にトルコリラ円でロングポジションを持つとスワップだけでどれぐらい稼げるのか?

これは各FX業者が出しているスワップポイント表を見れば計算できるのですが、実際証拠金がどれぐらい掛かるのかといった話になってくると、やってみないとピンとこないものです。

ということで、おそらく現在トルコリラ円で一番スプレッドが狭いヒロセ通商の『LION FX』で検証してみました。

ちなみに、この手の話になるとデモかリアルかでガヤが入ることがあるので予め言っておきますが今回はデモで検証しています。

さて、この記事は2017年9月16日に書いているわけですが、初めてトルコリラ円のポジションを持ったのはちょうど3か月前の2017年6月16日です。

正直、3か月ピッタリになったら記事を書こうと思っていたわけではなく、どうなっているか何気なく見たらたまたま3か月だったというだけの話です。

検証データ

証拠金 3,000,000円
ポジション数 トルコリラ円(TRY/JPY)70万通貨(LION FX表記:700)
必要証拠金 910,000円
約定日時 2017年6月16日 0時39分(20万通貨)、同日 0時47分(50万通貨)
約定価格 31.500(20万通貨)、31.496(50万通貨)

上記のようにポジションを取ってみました。

70万通貨なので、200pips下がって29.500になっても含み損は140万円、必要証拠金を考えてもまだ60万円余裕があるぐらいのポジションです。

スワップで10万円プラスになるまでは300pips落とされたら210万円の含み損になるので強制ロスカットになっていますが、殺人通貨ポンドと違ってトルコリラ円は比較的大人しい通貨ペアということと、歴史上もっとも安いレートになっている状態なので、そこまでは落ちることはないでしょうという見立てから取ったポジションです。

ちなみに、2015年1月4日(おそらく、ここが同年の営業開始日)の高値は51.992だったので、現在の30円前半というのがいかに安いかがわかるでしょう。

では、3か月持ち続けた結果どうなったかというと…

合計で748,650円のスワップポイントが獲得できていました。

スワップがもらえるのは6月17日(日)分からなので、9月15日(金)までで91日。1日あたり約8,226円増えていったことになります。

スワップを上手く活用しながら押し目買いをしていたら、もっと増えていたかもしれませんが、最初のポジションからまったく増やさなくても約1年で証拠金は回収できる計算になります。

裁量でガンガン利益を出せる人であれば証拠金300万円あればもっと利益を出せると思いますが、レートが下がって強制ロスカットされなければ何もしないで年収300万円プラスです。300万円といったら、毎月25万円という計算になるので、一般企業のサラリーマンであれば給料が倍になっているようなものです。

もちろん、これは70万通貨をある程度安心して回せる証拠金で考えた場合なので、10分の1の7万通貨であれば毎月25,000円、お小遣いが毎月入ってくるイメージというところでしょうか。

いずれにしても、証拠金維持率をしっかりと見定めながら適切なポジションを構築していけばなかなか捨てたものではないというのが分かります。

何もせずに3か月放置し続けられていたという事実

裁量、EAによる自動売買、どちらをやっているにしても、何もせずに完全放置というのはなかなかできないものです。

とくにドルストレートやクロス円などは指標ひとつで大きく動くので、完全放置なんてことはよほど資金があるか、相当含み益がある状態(現在のレートよりかなり離れたところでポジションを取っている)でしかできません。

しかし、トルコリラ円はどうかというと、そういったことをまったく気にすることなく運用できています。

先ほども現状どうなっているか見てみたらたまたまポジション構築から3か月だったという程度でほぼノーチェックで放置をしていました。もちろん、何か悪いニュースがあれば暴落もするでしょうし、レート自体は動いているので何もなくても大きく下げることはあるので、お世辞にもいい対応とはいえませんが…

ただ、3か月ということは相場が大きく変動する雇用統計もFOMCも3回(7月、8月、9月)越しているということで、そんな中でも強制ロスカットされていないのは正直驚きです。

実際のレートを見てみると、ポジションを取った6月16日の高値は31.746。仮にそこでロングポジションを持ったとした場合、期間内の最安値である8月13日の30.433の変動幅を見ても131.3pipsの下落ということになります。70万通貨なので、最大含み損919,100円なので、そこまでに獲得したスワップを無視したとしてもまだ100万円ほどの余力が残っていたので問題なく運用できたということですね。

2017年4月21日に空いた窓(終値:29.933)がまだしまっていないので、まだ下がる可能性がありますが、むしろ下がるのであればそれこそデモではなくリアルマネーでロングを構築したいと思っています。

また、そこが閉まるという想定であれば、現状約32円なので、200pips~250pips落ちても問題がない枚数でポジションを持っていれば、基本的には強制ロスカットになることはないと言えます。

その時のレートや必要証拠金によって変わっては来ますが、最低必要証拠金はLION FXの場合、約1,300円(最低Lot数:1,000通貨)なので、それも踏まえながらポジションを取っていきたいですね。

スワップ獲得に関する注意点

今回、トルコリラ円でスワップ狙いで運用していくとどれぐらい利益が得られるかを検証するのにあたってLION FXを利用しましたが、LION FXの場合、スワップのみの出金ができません。

LION FXの説明を引用すると『LION FXではスワップは含み損益として扱われ、ポジション決済時に確定損益となります。』とあるように、ポジションを決済しない限り確定しないので、もし安いレートでポジションを持って、ずっと運用していきたいとなった場合、自分が入金した証拠金分までしか引き出せないということになります。

この未決済ポジションによるスワップの出金ができるかどうかは証券会社ごとに異なるので、運用の仕方次第でどこを選択すべきかが大きく変わってきます。

1.スワップ金利で裁量取引をする

最初に入金した証拠金をすべて出金し、スワップ金利でノーリスクで裁量を運用していく場合は特に未決済のスワップが出金できなくても気にすることはないでしょう。

2.スワップ狙いで毎月出金したい

言うまでもなく、スワップが出金できる証券口座を選択する必要があります。

現時点では、GMOクリック証券(FXネオ)がスプレッド2.9銭でスワップが105~108円(10,000通貨単位)となっているので、出金したい場合はここを選択するのがベストです。

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